SONYのミラーレスはCANONやNikonよりも歴史が古く、その分種類も多くボディ選びが難しいです。
SONYフルサイズミラーレスを買いたいけどどんなカメラがあるか分からない、何を選んでいいか分からないという方の参考になるように今からでも長く使える現行機種を全てまとめて紹介します。
どもモデルがどんな人に合っているかも合わせて解説しているのでのSONYフルサイズミラーレスを検討されている方は参考にしてください。
SONY α1
2021年3月19日に発売されたSONY初のフラッグシップモデル。
従来のBIONZ Xに比べ8倍の高速画像処理エンジンBIONZ XRを搭載。
5010万画素による美しい描写性と30コマ/秒の超高速連写が可能です。
また鳥、人、動物に対応したリアルタイム瞳AF、8K動画撮影など正にフラッグシップの名に相応しい完成度になっています。
言うまでもなくSONYミラーレス市場最高スペック、SONYユーザーなら一度は所有してみたい最高の一台。
- 最高画質の写真を撮りたい人
- 8K動画を撮りたい人
- 30コマ/秒の超高速連写で一瞬も逃したくない人
- お財布にかなりの余裕がある人
SONY α9Ⅱ
2019年11月1日発売のプロフェッショナルモデルです。
20コマ/秒の高速連写と4k30pの動画が撮影可能。
前回のα9からの変更点は手振れ補正が5段から5.5段になりメカシャッターによる高速連写が5コマ/秒から10コマ/秒に変更されました。
細かな変更点はありますがα9からモデルチェンジというよりはマイナーチェンジといったところです。ただ、α1同様モンスターマシンです。
α1の半額以下で購入できるので少しでも価格を抑えてプロ機を使いたい方にはおすすめの一台。
プロはもちろんハイアマチュアでも十分なスペック。
- 高速連写を使い鳥や動物を撮りたい人
- ISO51200を生かし夜景や星空を撮りたい人
- 2420万画素で写真の取り扱いを楽にしたい人
- α1同様お財布に余裕がある人
SONY α7RⅣ
2021年6月発売のフルサイズミラーレス一眼。
高画素ラインナップの『R』シリーズ。有効画素数約6100万画素とモンスター級のカメラになります。
apscモード撮影時も2620万画素での撮影が可能なので撮影の幅が広がります。
またUHS-II対応、デュアルスロット搭載で高速で記録することが可能です。
より高画質でシャープに撮りたい人は『R』シリーズ一択になります。
- ミラーレス市場最高の画素数で撮りたい人
- ポスターや大きめの印刷をしたい人
- 撮影後にトリミングをしたい人
- apscモードのメリットを最大限に生かしたい人
SONY 7sⅢ
ソニー フルサイズミラーレス一眼 α7SM3 ボディ ILCE-7SM3
ソニーα7Sシリーズの3代目、「α7SⅢ」。前モデルから約5年ぶりのモデルチェンジとなりました。特徴は4K120Pや16bitRAW出力。より動画機能が充実され映像制作向けカメラになります。
1200万画素と控えめですが1画素当たりのサイズは大きくなるので、より多くの光を取り込むことができます。SONYミラーレス一眼のラインナップでは1番高感度なカメラになります。
高感度のカメラは暗い場所での撮影に役立ちます。ユーザーの口コミでも感度
- 動画をメインに撮りたい人
- 暗い場所での撮影が多くなりそうな人
SONY α7Ⅳ
2021年12月17日発売の最新のスタンダードモデルです。
有効画素数3030万画素、上位機種α9と同等のBIONZ XRを搭載
前作のα7Ⅲとの大きな変更点は背面モニターがバリアングル液晶に、また4k60pの動画が撮影可能になったことです。
正直α7ⅲからのレベルアップが凄すぎてα7Ⅳは新しいスタンダードの形を作ったと思います。
- オールマイティに撮影したい人
- 動画も写真も楽しみたい人
- 少しでも価格を抑えて最新のSONYテクノロジーを感じたい人
SONY α7c
α7Cはスタンダードシリーズで人気の高いα7IIIをベースにしたコンパクトなフルサイズミラーレス一眼カメラです。
APS-Cサイズなみにコンパクトなボディは現行のフルサイズセンサー搭載のカメラの中でも最もコンパクトで携帯性に優れています。
小さいだけではなく2420万画素、常用ISO51200、連写性能は10コマ/秒と機能はスタンダード機の性能をそのまま継承しています
- コスパの良いカメラを探している人
- コンパクトで軽いカメラを探している人
- 小さくても機能は妥協したくない人
SONY α9
CMOSセンサー、画像処理エンジン、画素数と基本的な仕様はα9Ⅱと同じ仕様になっていますがメカシャッターの連写性能がα9Ⅱでは10コマ/秒α9では5コマ/秒になっています。
バッテリー持ちがα9Ⅱより多少劣りますがほとんど気にならないレベルです。ちなみにファインダーや液晶も同じ仕様になっています。
α9Ⅱとの価格差が約15万円あるので個人的にはα9がオススメです。
- プロ機を少しでも安く使いたい人
- α9Ⅱ程のスペックが必要でない人
SONY α7RⅢ
2017年11月25日発売のフルサイズセンサーのミラーレス一眼。α7RⅣとの主な変更点はα7RⅣは6100万画素、α7RⅢは4240万画素になっています。
ファインダーもα7RⅣは576万ドット、α7RⅢが369万ドットとなっています。α7RⅣとの現在価格差は約6万円なので長い目で見るとα7RⅣの方がおすすめです。
α7RⅣ同様高画素機なのでパソコンやSDカードのスペックがもとめ求められますが高画素機がこの値段で買えるのは一番の魅力です。
- 少しでも安く高画素機を使いたい人
- α7RⅣ程のスペックは必要がない人
- 大きめの印刷やトリミングをする人
SONY α7ⅲ
ミラーレス一眼の火付け役となったα7ⅲ。SONYのミラーレスと言ったらまずα7ⅲが思い浮かぶと思います。
スタンダード機としては十分過ぎる機能とコストパフォーマンスに優れたフルサイズセンサーのミラーレス一眼。
後にも先にもこれほどのベストセラーは恐らく生まれないと個人的には思います。α7Ⅳが発売された今、価格も更に値下がり傾向にあるので初心者がカメラ選びに迷ったらまずα7ⅲを選んで間違いないと思います。
- 最終的にカメラ選びが決まらない人
- 動画も写真も両方撮りたい人
- コスパ最強カメラを探している人
使う用途に合わせてカメラを選ぶのが重要
SONYのαシリーズはユーザーの使用目的に合わせて選択が可能になっているので初心者でも選びやすいと思います。各シリーズのコンセプトとマッチすればきっと失敗しないカメラ選びができるはずです。
最高の写真ライフの為にも
是非参考にしてくれたらうれしいです。