みなさんは3人で写真を撮るときの構図について悩みをお持ちではありませんか?
友達、家族と旅行やお出かけなんてことも少なくないと思います。
そんな時、絶対にマストなアイテムはカメラですよね。
ただ、3人だとどんな構図で撮ったらいいか分からない、バランスが悪く微妙な写真になってしまうという方に3人で写真を撮るときの構図を紹介したいと思います。
この記事を見ることで3人で写真を撮る構図はもちろん、被写体が1人や2人の場合でも応用できるので是非最後まで読んでみてください。
三人で撮る写真の構図はグリットラインを表示させれば超簡単!
3人で撮る場合に限らず写真を撮る場合に役立つのがグリッドラインです。
グリッドラインは誰でも簡単に表示させることができるのでカメラ初心者に限らず長く写真を撮られている方でも使う機能です。
グリッドラインを表示して線と線が交わるポイントに被写体を置くことによってバランスの良い構図にすることができます。
今日はグリットラインを使った構図の中でも基本中の基本、3分割構図と日の丸構図について解説していきたいと思います。
この二つの構図を覚えることで多くのシーンで活用できます。
3分割構図は写真の基本
写真の構図の話になると必ず1番初めに出てくるのが3分割構図です。
3分割構図はグリットラインの交わる4点にメインの被写体を置いた構図で、場合によってはグリットライン上に被写体を配置したりもします。
上の写真は左上のグリットラインが交差する箇所に被写体の顔がきていて左の背景、右の背景共に余白が綺麗に収まっているのが分かります。
三人で撮る場合も同様でメインの被写体をグリットライン上かグリットラインの交わるポイントに被写体を置くことできれいに収まります。
1番基本中の基本でありながら誰でも簡単にバランスの良い写真を撮ることができるのはもちろん、ポートレートや物撮り、風景など様々なシーンで使うことができる構図になっています。
そもそも写真の構図は聞いたことあるものだけで20以上存在しますが殆どがマニアックな構図になっているためあまり実用的でないのが現実です。
そして構図は写真を撮る上で目安となるテンプレート的な方法なので構図はいい写真を撮る上でとても大事になってきます。
その中でも3分割構図は王道ともいえます。
シンプルで美しい日の丸構図
日の丸構図は誰もが無意識に使ったことのある構図です。
画面の真ん中にメインの被写体を置くことで被写体をより力ずよくインパクトのある印象を与えることができます。
三人で並んで撮る場合も同様で真ん中の被写体を画面中央の置きますが、左右の被写体はランダムに映すことでまた違った印象を与え、よりオシャレに写真が撮れます。
続いてはグリッドラインの表示方法を見てみましょう。
グリットラインの表示方法
グリッドラインの表示方法はお使いのカメラによって異なりますが基本的に難しい操作は要らず簡単に表示することができます。
ミラーレス一眼の場合とiPhoneの場合で見てみましょう。
SONYのミラーレスカメラの場合
SONYのカメラの手順
- MENU
- カスタム設定
- グリットライン
- 3分割
この順に操作するとグリッドラインが表示されます。
iPhoneの場合
- 設定
- カメラ
- グリットライン、オン
でグリッドラインが表示されるようになります。
簡単ですね!!
続いては具体的にどういった使い方をすれば良いのか作例も交えてみていきたいと思います。
具体的なグリットラインを使った構図
真ん中の被写体を右のグリットライン上に配置した場合の三分割構図
真ん中の被写体を画面中央に収めた日の丸構図
同じく画面中央に真ん中の被写体を収めた日の丸構図
グリットラインが交差する右上のポイントに被写体を置いた三分割構図
メインの被写体は画面中央ですが左右の被写体は並んでおらずランダム感を出した日の丸構図
被写体をグリットライン上に並べた三分割構図
三人で写真を撮る場合の注意
iPhoneで撮る場合はあまり気にしませんがミラーレスカメラで撮る場合はF値に注意してください。
F値を下げすぎると被写界深度が浅くなってしまいピントが全体に合わなくなってしまいます。
撮ったその場では拡大表示しないと分からないことですがパソコンで見た時にがっかりすることになってしまいます。
基本2人以上で撮る場合F4位から撮ってみてボケてしまうようならF8位まで絞ってみましょう。
ただ、あえてぼかしたい場合や意図してぼかす場合も多いのでその時は気にになくて大丈夫です。
3分割構図と日の丸構図をマスターしてさらにオシャレなカメラライフを送ってください!