皆さんこんにちは、とらかめです。
以前まではカメラの記事のみでブログを運営してきましたがなかなか撮影に行ける機会が少ないため自分の仕事についても発信することにしました。
トラックドライバー歴14年の僕が今まで得た知識と経験を元に正確でよりリアルな情報を発信していきたいと思います。
ちなみにこの情報は僕の会社の一例であって全ての会社が同じ流れで仕事しているわけではないので参考程度にしていただけたら幸いです。
長距離ドライバーの出勤
まず僕の1日の仕事の流れですが基本的には夕方の出勤になります。
基本的と言うのは平日は固定のコースが決まっていて土日、祝日などの出勤の場合は出勤時間が異なるためです。
当然ながら平日稼働している荷主も週末や祝日は物量が少ないため平日と同じ荷物を受け入れているわけではないためです。
なので今回は平日の仕事の流れを解説していこうと思います。
夕方18時に出勤後車両の点検や点呼を受けます
点呼はアルコールチェックや血圧の測定、連絡事項などを確認するためのものです
一応法律で決まっているみたいですけどやらない会社か電話一本で済ませる会社が殆どです。
現場に向かう
車庫を19時に出発して荷主の現場までは大型トラックでおおよそ15分程度で着きます。
道中は当然下道を走りますがあまり渋滞するような道でははないので結構スイスイです。
そして現場に到着後は事務手続きをします。
事務手続と聞いたらなんか難しそう!って思われますがただ現場に着きましたよって伝えるようなもので自分の行き先を伝えるだけの簡単な手続きです。
積み込みを開始する前の準備
積み込みを開始する前に僕の前に積んでいるトラックが積み込みを終えた時点でようやく僕が積み込みを始めることができます。
なので実際積み込みを始める時間は20時〜21時とバラバラです。
その間は今積み込みしているドライバーさんの手伝いをするのが基本でそのトラックが積み終わるまで永遠と手伝いが続きます。
正直ここは軽くで大丈夫なので知り合いと会えば話したりして時間を潰すって感じです!
積み込みを開始
そして前の車が積み終わったらようやく積み込みを開始します。自分が積み終わるのが22時〜23時位ですがその間積み込みに要する時間はおおよそ2〜3時間位です。
かなり長く感じると思いますが基本バラ積みなので時間がかかってしまうのは当然ですね。
ちなみに荷物は雑貨なのでバラバラです。
大きいものから小さいもの家具や家電など様々です。
重たい荷物もありますがトラックの床にローラーが付いているためあまり苦になりません。
ようやく出発
23時に出発し基本的に走るルートは首都高〜東名〜新東名〜伊勢湾〜新名神〜名神と決まっていて事故や通行止め、工事渋滞等がない限りは走るルートは変わりません。
そして法律があるので4時間以上の連続運転が禁止のため4時間以内に30分の休憩をとります。
ご存じの方のために補足すると都内を出発すると4時間で新東名の『長篠設楽原PA』か『岡崎SA』まで走行できるって感じです。
到着〜荷下ろし
23時に出発すると大阪の到着は6時前後になります。
ただ到着後もすぐ下ろせるわけではなく荷下ろし場にトラックをつけられる台数が決まっているため下ろし場があくまで待つこともしばしばあります。
なので6時に到着しても実際に荷下ろしが終わるのは7時〜8時位になります。
バラ卸なのでかなり時間がかかります。
長距離ドライバーの1日が終了
荷下ろしが完了したらその日の仕事は終了になります。
その後はドライバーによって様々で、ガソリンスタンドでシャワーを浴びてから仮眠をとる人や高速のパーキングでシャワーを浴びて仮眠する人、地方でも営業所がある場合はそこに帰って仮眠をとる人もいます。
そして夕方から同じような流れで仕事が始まります。夕方からの仕事は事前に時間も分かっているので道中渋滞や迂回などで到着が遅れると仮眠する時間にも大きく影響してきます。
長距離ドライバーまとめ
ここまで聞くとバラ積みバラ卸に過酷なイメージを持つ人もいますが正直真夏以外はなんてことありません。
夏さえ乗り切ってしまえばほとんど遊びみたいなものです!笑
長距離ドライバーを検討している人の参考になれば幸いです(^^)
https://camera-life-blog.com/driver_distance/