みなさんこんにちはとらかめです。
長距離ドライバーって1日どの位の距離を走るの?という疑問を持たれている人が多いので今回は長距離ドライバーを検討している人の為に僕が普段運行している距離について解説していこうと思います。
因みに僕は東京〜大阪間を運行していますのでこれから関東〜関西間を走ってみたいという方の参考になると思います。
長距離ドライバーの1日の走行距離
結論から言うと車庫を出発して荷下ろし完了後地方の営業所に帰るまでの距離はおおよそ550キロ程です。
もちろんこの中には荷物を積んで走っている距離と空車で走っている距離が含まれていますが基本的に高速道路での移動なので空車距離は10キロ〜20キロ程度になります。
荷物を積む場所や荷下ろしして仮眠する場所に移動する距離は人それぞれなので一概には言えませんが僕が走っている空車距離は毎回この程度で収まります。
最終目的地によって走行距離は大きく変わる
東京から大阪に向かってい日はほとんどの場合次の日の積み場やその時間が決まっています。
なので大体のドライバーがその積み場に行きやすいところでシャワーを浴びたり仮眠を取ったりします。
なので予定している最終目的地(仮眠場所)を通り過ぎてしまうと当然走行距離も伸びます。
例えばですが東京を出発して神戸で荷物を降ろして次の日の積み場でもある大阪まで戻るなんてことも当然のことながらあるのでそんな時は走行距離も伸びますし、基本夜中走っている人は大阪に戻る時は朝の渋滞にもはまります。
当然東京を出発すると西に行けば行くほど基本的には運賃は良くなるので会社によっては大阪降ろしか神戸降ろしかで多少手当が違ったりもしますが、僕の会社は大阪でも神戸でも手当は全く変わりません。
関西と一言で言っても走行距離は全然違う
例えば分かりやすく駅で例えると
東京駅〜大阪駅 500キロ
東京駅〜京都駅 470キロ
東京駅〜神戸駅 530キロ
と全然違います。
80キロで走行すると10キロ走行するのに7分半かかるので朝の渋滞を考えると10キロ走行するのに10分程度変かかります。
夜中なら大した差ではありませんが長時間走った後の朝の渋滞はかなりきついものがあります。
会社を選ぶ際は時間に余裕があって好きな時間に移動できる会社を選びたいですね!
1日の走行距離だけに注視しない方がいい
僕の会社は基本高速道路での移動が認められていますが都市高速を禁止する会社や夜中なら下道も空いているので幹線道路(国道)での移動を基本としている会社もあります。
その場合走行距離に関係なく時間が大幅に関係してくるので当然ドライバーへの負担が大きくなってしまいます。
目の疲れは全身にくるので極力運行前は目を疲れさせないような工夫が必要です。
長距離ドライバーの年間走行距離
長距離ドライバーと言っても年間で走る距離は大きく変わってきます。
僕のように東京〜大阪間を走っているドライバーでも休日の日数で年間数万キロの差は生まれます。
一般的に多いのは東京〜大阪間なら月曜日東京を出発すると日曜日の朝東京で仕事が終わりその日は休みになります。
夜勤を経験しているサラリーマンなら『いやいや、それは休みじゃなくて明けでしょ?』と思うかもしれませんが運転手の業界では明けを休みと扱う会社が多いです。
そして日曜日を休みにした場合1週間で東京〜大阪間を3往復できるので片道550キロで計算すると
往復1100キロ×3往復で3300キロ(週間)
3300キロ×4で13200キロ(月間)
13200キロ×12で158400キロ(年間)
になります。
驚きですね、1年間で乗用車のおおよそ寿命程度走行することになります!
ただ単純計算なのでここにはGWやお盆、正月休みや有給などが入っていません。
会社によって様々ですけど関東〜関西圏を定期で走るなら年間10万キロは必ず走ると思うので検討している人は参考にしてください。
長距離ドライバーの1日の距離まとめ
いかがでしたか?
これが長距離ドライバーのリアルです!
関東〜九州圏を走っているドライバーが聞いたら『関東〜関西は長距離じゃない!』って怒られそうですが年間10万キロも走れば地球2周半ですから充分長距離だと僕は思いますw
最後まで読んでくれてありがとうございます。
長距離ドライバーを検討してる人の参考になれば幸いですm(_ _)m